11月5日は津波防災の日・世界津波の日です

2021年11月05日

本日、11月5日は津波防災の日、国連の世界津波の日に指定されています。津波防災の日は平成23年(2011年)、6月24日、東日本大震災発生を受け手制定された「津波対策の推進に関する法律」の中で定められたものです。津波防災の日が11月5日とされた由来は嘉永7年(1859年)11月5日に発生した安政南海地震に際し、紀州藩の豪商 浜口梧陵が暗闇の中で稲に火をつけて逃げ遅れていた人々を高台へと避難誘導した「稲むらの火」の教訓にちなむのだそうです。平成25年(2017年)12月の国連総会で11月5日が世界津波の日として定められましたが、これも「稲むらの火」の故事にちなんだものとされています。

今年は東北地方を中心に大きな津波災害が発生した東日本大震災から10年目にあたりますが、この震災でも多くの教訓が残されたように思います。本団としても日本赤十字社のACTION!防災・減災ー命のために今うごくーに賛同するとともに、3月31日にはステートメントを発し、津波犠牲者の方を含む犠牲者、ご遺族へのお悔やみと被災者へのお見舞い、災害対策の推進について表明をさせて頂いたところですが、大事なのは犠牲を忘れないことと次なる犠牲を極力なくしていくためには我々が津波を知り、教訓に学んでいくことが欠かせません。

本年11月5日つまり本日20時から21時には日本赤十字社東京都支部でによる赤十字防災ウェビナーが開催され、事前に登録された受講者に対して、津波編、感染症流行下の避難所生活編 と題した講義を。翌日11月6日14時30分にはぼうさいこくたい2021(防災推進国民会議2021)には要事前登録ですが、日本赤十字社によるワークショップがオンライン上からも視聴可能な形で実施されます。

平成23年3月11日の東日本大震災の死者・行方不明者は東北地方を含む1都1道10県で18,425名もの死者・行方不明者の方が生じました。そのうち死者は15,899名。津波による死者は死者全体の90.64%を占める14,308名の方となっています(警察庁・報道資料等による)。

あくまで行方不明者を含む数字とはいえ関東大震災に次ぐ被害であり、今後、発生が予測される南海トラフ地震はもちろん、首都直下地震でも津波災害の可能性はゼロとはいえません。自然災害の発生を防ぐことはできなくても、私たちがいかに災害の教訓を継承し今後に生かすかによって災害の被害を限りなく小さくすることや、あるいは回避することにつながっていきます。是非津波防災の日に合わせた防災行事や防災講座で津波について知り、ご家族や知人と語り合う機会になればと思います。

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