平成28年熊本地震発生5年を迎えて〔委員長ステートメント〕

2021年04月14日

委員長 森田 英男

 平成28年熊本地震の発生から5年目を迎えるにあたり、東京都隊友救護赤十字奉仕団を代表し、一言ご挨拶申し上げます。

 前の地震では、273人の方が尊い命を失われ、2809人もの方が負傷。山崩れや市街はもちろん、熊本城などお地元の象徴ともいえる史跡にも多大な被害がありました。改めて亡くなられた方々に対して哀悼と、お怪我や被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。

 本年は、東日本大震災から10年目でもあり日本赤十字社では、ACTION!防災・減災プロジェクトがはじまりました。本団はこの震災の復興に従事した退職自衛官・予備自衛官等有志が中心となって結成した日本赤十字社東京都支部登録の特殊赤十字奉仕団としてこのプロジェクトに強く賛同。現場での実践を通じて防災や減災に貢献して参りたいと考えております。 

 昨年来、続く新型コロナ禍により世界的に人命や経済に影響も出ている中、4月12日より新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づくまん延防止措置も各都府県で発令されました。全国的に感染症が深刻な影響を及ぼす中、国内各地で地震活動が活発化しており、災害対策の面でも予断を許しません。

 災害救護を柱とする本団では、大規模な災害に備えていくとともに、災害義援金の募金活動。感染症流行下や災害発生下でも必要な血液製剤の安定日本必要な献血推進など多面的に活動を展開して参ります。

 最後に、平成28年熊本地震の被災地の一日も早い復興を願うとともに新型コロナ禍の収束、皆様のご健康ご安全を祈念し、結びと致します。

令和3年4月14日
東京都隊友救護赤十字奉仕団
委員長 森田 英男

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