関東大震災97周年及び防災の日に寄せて〔委員長ステートメント〕

2020年09月01日

                 委員長 森田 英男

本日、関東大震災から97周年ならびに防災の日にあたり1世紀近い年月が経とうとしております。大正12年(1923年)9月1日11時58分、神奈川県沖で最大震度7、マグニチュード推定7.9の地震が発生。関東を中心に建物倒壊、火災、津波、地滑りなど10万5000人もの尊い命が犠牲となられました。改めてご冥福をお祈りいたします。

本日は防災の日でもありますが、この由来は関東大震災の教訓を後世に伝承するべく、昭和57年(1982年)に定められたもので、毎年、国や地方公共団体各地で防災訓練が開催されて参りましたが、あいにく本年は新型コロナウイルス感染症拡大を受け訓練中止を余儀なくされる市町村も多いことと存じます。現に本団関係者が関係する防災の日前後の活動もわずかとなっております。誠に残念ですが世界的脅威となっている感染症を前にしてはやむを得ないことと存じます。

しかし、災害はいつ起こるか分かりません。本団は東日本大震災に際して、東北被災地の復旧復興支援に従事した退職自衛官、予備自衛官等でつくる東京都隊友会6個支部・会員有志を母体に設立した救護を専門とする特殊赤十字奉仕団として設立しました。 感染症に備えつつ、必要な防災対策に向けて対策と備えを強化していく方針に変わりありません。皆様方には本団の活動に対し変わらぬご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 

令和2年9月1日
東京都隊友救護赤十字奉仕団
委員長 森田 英男

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