ご参考  国連持続可能な開発目標(SDGs)について 

2019年09月14日

(出典)国連広報センターHPより転載。

国連の持続可能な開発目標について。当ページは隊友奉仕団の方針や計画とは別個に、執筆者による私的なコラムです。ご参考までにご覧ください。

持続可能な開発目標(SDGs)について

皆さんは持続可能な開発目標(SDGs)についてご存じですか?外務省のSDGs紹介サイトや国連広報センターのページでより詳しいご案内がありますが、「2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標 」のことを指します。略称はSDGsですが、エスディージーズといいます。

森林伐採や排ガスによる環境破壊は地球温暖化を有因し、ひいては海面上昇による沿岸の浸食、豪雨など大規模災害など国際社会における新たな安全保障のテーマとも無関係ではありません。災害の大規模化は当然、自衛隊の災害派遣の件数をも上昇させる点を考慮すれば日本国の外交防衛とも関わりがあるともいえます。

日本国政府・自治体におけるSDGsへの取り組み

2015年、安倍総理のステートメントでも発せられた通り、日本も先進国として政府、自治体、日本赤十字社、民間企業など官民を挙げて環境にやさしい持続可能な社会形成に努めているところです。防衛省も「防衛省環境配慮方針」を掲げ、環境物品の調達をはじめ、各種取り組みを推進しています。

SDGsの概要

このSDGsは主として17の目標からなりたちます。「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」など非常に崇高な理念ですが、この一つ一つの理念に、政府、NGO、自治体、企業など多様なアクターが具体的目標を設定し、事業を推進しています。よく街中で、カラフルな徽章を着けたスーツ姿の人をみかけたことはありませんか?

              (出典)国連オンラインショップHPより。

これは、SDGsのロゴをモチーフにしたもので、国連公認のバッジです。現在は企業もSDGs専門の担当者を置いたりしているので、そうした担当者が着用しているか。企業全体として社員なり一定の職位にある人材に付与する例が増えているようです。

赤十字とSDGs

上述の通り、私達奉仕団が登録している、日本赤十字社もこのSDGsの推進に向け、企業連携を進めており、赤十字側が取り組むSDGs施策としてこうしたペーパーも作成されています。これを見ると、私達、赤十字奉仕団の活動領域である災害救護や防災、献血、医療、健康生活支援をはじめとするボランティアが、17あるSDGsの個別の目標と大きくリンクしていることがわかります。一つひとつの活動は地道かつ地味なものも少なくありませんが、赤十字奉仕団としての活動がひいては世界の平和と安定につながる活動であるといえるかもしれません。

発足したばかりの奉仕団でまだ動き出しはゆっくりですが、今後皆さんとの協力の下で息の長い活動になればと願ってやみません。

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